木造よりも鉄骨の方が強いって聞いたけど本当?
様々な、ハウスメーカーの営業マンと話していると、「木造よりも鉄骨造の方が耐震性がある」という、営業マンに会うことがありますが、あれは真っ赤な嘘です。
いや、嘘というよりも、以前は木造よりも鉄骨造の方が強いということはありましたが、今は、木造でも鉄骨造でも耐震性に大きな違いはありません。
家は素材の強さだけではなく全体のバランスで見ることが大事
確かに素材で見れば、鉄の方が、木よりも頑丈で丈夫なイメージがあり、実際、鉄の方が強度があることは確かなのですが、素材が頑丈でも、家は使われている素材が強いか、弱いかという部分的な視点ではなく、全体のバランスで見る必要があります。
そのため、現在では、きちんとした基準で、しっかりと建てられた家であるならば、住宅規模の建物であれば、木造であろうが、鉄骨造であろうが、建物の強さに大きな違いはうまれません。
木造か、鉄骨造かよりも、構造計算をしっかりとした設計で、安全性をしっかりと確保し、正確かつ丁寧に施工をすることの方が、よっぽど大事なこととなります。
建物の強度で比較する場合、木造か鉄骨造かよりも、基礎や地盤がしっかりしているかの方がよっぽど大事
また、建物を建てる上で、もう一ついわせてもらうと、建物の強度を担保する上で、木造か鉄骨造かよりも、建物の基礎、地盤をしっかりとしたものとすることが、非常に大事です。
基礎や地盤は、ハウスメーカーによっては基準が緩い場合もあり、そのあたりの判断は非常に大事なポイントとなります。
ローコスト系のハウスメーカーは見えないところでコストを削っていることもある
特に、ローコスト系のハウスメーカーは、見えないところで、コストを削っているハウスメーカーも多いので、その辺りをしっかりと、専門家の指導のもと確認しておく必要があります。
ネットには、木造よりも鉄骨造の方が強いというような、適当な情報が、まことしやかに囁かれていたり、嘘の情報が、本当のことのように、広まっていることもありますので、ある程度、それらを見極める目が必要になってきます。
必要であれば第三者のチェック機関に入ってもらうことをお勧めします
最近では、ホームインスペクターという、第三者のチェック機関もありますので、本当にいい家を建てたい場合は、そうした専門家に相談に乗ってもらいながら、進めてもらうことをお勧めします。
ただし、私が知る限り、本当に信頼できるホームインスペクターの方は、少数なので、信頼できるホームインスペクターに出会うのも大変なことなのですが・・・
また、手前味噌ではありますが、信頼できる情報を頼るのならば、私が書いた記事を参考にしていただくのも一つの方法だと思います。
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