徹底的に比較してこだわりの注文住宅を建てる

家づくりとお金のスケジュール(パターン1)

2019/04/02

家づくりは、基本的な流れは、どこに依頼しても変わりありませんが、厳密には依頼先により進め方が違います。

 

この記事では実際に家づくりを進める際の、一般的なスケジュールと各工程のポイントについてお話ししていきます。

 

【家づくりの流れ】

1:土地探し
2:依頼先決定
3:設計・工事管理契約の締結(建築家・設計事務所依頼時)
4:基本設計
5:実施設計・最終確認
6:プラン決定
7:建築確認申請
8:住宅ローン申込み
9:工事請負契約の締結
10:着工
11:地縄張り、地鎮祭
12:基礎工事
13:木工事
14:屋根工事・外部建具工事
15:外壁・内壁下地工事・断熱工事
16:配管工事・配線工事
17:内部・外部仕上げ工事・内部建具工事
18:設備機器工事
19:外構工事
20:建物完成・表示登記
21:完了検査
22:竣工検査・引渡し
23:家具の搬入
24:引越し

 

1:土地探し

「土地探し」のポイント

土地により、間取りが左右されます。

 

朝・昼・夜など、時間帯による違い、季節による違い、平日と休日の変化による違い、将来的な変化を含めた建物周辺環境の影響など、様々なことを考慮して、土地探しをしてください。

 

もし現在、土地を持っておらず、土地探しに不安のある方は、依頼先の担当者と一緒に、土地探しを進めることもできます。

 

無理に一人で土地を探すよりも、依頼先の設設計士と一緒に探したほうが、希望条件にあう土地を見つけられ、いい土地に出会える可能性も多いため、無理に自分達の力で探そうとせず、土地探しで不安な方は、依頼先の担当と一緒に探してください。

 

土地の購入時に必要なもの

一般的に土地を購入する際には、下記が必要書類となります。

 

・売買契約書の写し
・土地、建物登記簿謄本
・土地、建物の構図および地積測量図
・住民票
・所得証明書
・印鑑証明書
・身分証明書

 

2:依頼先決定

「依頼先探し」のポイント

依頼先は、くれぐれも慎重に探してください。

 

依頼先により、家づくりは大きく変わってきます。

 

依頼先探しのポイントなどについては「依頼先は工務店?設計事務所?ハウスメーカー?依頼先の選び方と注意点」などを参考にしてください。

 

その他、依頼先探しで参考にしたい記事はこちら

>>>「ハウスメーカーに依頼する前に知っておきたいハウスメーカーの特徴

>>>「設計事務所に依頼する前に知っておきたい設計事務所の特徴

>>>「工務店に依頼する前に知っておきたい工務店の特徴

>>>「何を基準にハウスメーカーを選ぶべきか?

 

3:設計・工事管理契約の締結(建築家・設計事務所依頼時)

設計・工事管理契約のポイント

設計事務所によっては、プラン契約が可能なところもありますが、設計事務所では、設計・工事管理契約を結ぶ必要があります。

 

一般的なハウスメーカーや、工務店に依頼する場合は、打ち合わせをし、プランが、ある程度固まってから契約をしますが、設計事務所に依頼する場合は、設計・工事管理契約を結ぶ必要が出てきますので、注意してください。

 

なお、設計事務所に依頼する場合、プラン契約の場合は、およそ5万円から10万円程度で、プラン作成の依頼をかけることができます。

 

1回目のラフプランの作成は、無料でしてくれる建築家や設計事務所もありますが、2回目以降は料金が発生しますので注意してください。

 

4:基本設計

基本設計のポイント

とにかく、納得のいくまで、打ち合わせを重ねてください。

 

具体的に、どのような家にしたいのかを、はっきりと設計士に伝え、納得のいくまで、何度も打ち合わせを重ねてください。

 

予算が足りない場合は、きちんと設計士に相談し、予算内に収まるような提案を受けてください。

 

5:実施設計・最終確認

実施設計時のポイント

図面が出来上がってきますので、図面に間違いがないかを、しっかりとチェックしてください。

 

ドアの位置や収納、照明など希望通りになっているのか、漏れがないかをしっかりとチェックしてください。

 

6:プラン決定

プラン決定後のポイント

今後のスケジュールを、確認してください。

 

特に工期や、お金を支払うタイミングは、いつになるのかは、しっかりとチェックしてください。

 

7:建築確認申請

建築確認申請時のポイント

建築確認申請を行ってから、フラット35(住宅ローン)が、申し込める状態になります。

 

住宅性能表示制度や、長期優良住宅認定制度を申し込む場合なども、このタイミングで行ってください。

 

8:住宅ローン申込み

住宅ローン申込みのポイント

住宅ローンは、建物完成後におります。

 

しかし、工事途中の支払いは現金で支払う必要があります。

 

どれくらい必要になるのかを、しっかりと確認した上で、マネープランを組んでください。

 

住宅ローン申請に必要な書類など

・本人確認書類
・物件関係書類
・住民票
・所得証明関係書類
・印鑑証明書

 

住宅ローン申請時にかかる諸費用

・印紙税
・融資事務手数料
・保証料

 

9:工事請負契約の締結

工事請負契約のポイント

確認する書類がたくさんありますが、必ず、全ての書類に目を通して確認してください。

 

わからないことや不明点などがあれば、しっかりと確認するようにしてください。

 

工期が遅れた場合の対応なども、契約書に書かれていますので、そうした面も含め、細かい部分までしっかりとチェックしてください。

 

契約書、見積書、図面、仕様書・・・確認すべき書類はたくさんあります。

 

大変なところではありますが、しっかりと内容を確認の上、納得してから契約を結ぶようにしてください。

 

10:着工

着工時のポイント

着工時には、あらかじめ決められた、金額を支払う必要があります。

 

注文住宅で工事費用を支払うタイミングと金額について」でも書きましたが、着工時は建物請負金額の、およそ10%が相場となっています。

 

そのほか、建て替えの場合は、解体工事費を支払う必要がありますし、仮住まいをするための引越しのための費用、引越し先での家賃が必要となります。

 

11:地縄張り、地鎮祭

地鎮祭にかかる費用

地鎮祭を行う場合は1万円から5万円程度の費用がかかります。

 

12:基礎工事

 

13:上棟式

上棟式のポイント

現在は、上棟式を行わないことも多いです。

 

上棟式を行う場合は、責任者の指示に従い行います。

 

また、一般的には、上棟時に中間金として、建物請負金額の30%を支払う必要があります。

 

上棟時にかかる費用

・上棟式を行う場合およそ10万円
・建物請負工事費の30%

 

14:屋根工事・外部建具工事

ポイント

住宅金融支援機構の「フラット35」などを利用する場合は、この時点で審査が入ります。

 

15:外壁・内壁下地工事・断熱工事

ポイント

建物の外壁や、内壁の下地工事や、断熱工事が行われていきます。

 

16:配管工事・配線工事

配管工事・配線工事のポイント

この段階で、コンセントやスイッチの工事が入ります。

 

図面通りの位置に、しっかり施工されているか、スイッチは使いやすい高さに設置されているかなどを、しっかりとチェックしてください。

 

17:内部・外部仕上げ工事・内部建具工事

見るべきポイント

追加工事がある場合は、この段階で追加工事をしていきます。

 

また、サイズ、仕上げなどが図面通りに仕上がっているかを、必ずチェックしてください。

 

18:設備機器工事

見るべきポイント

仕様書に書かれてある通りの、設備機器がしっかりと搬入されているのかを確認してください。

 

19:外構工事

外構工事を依頼している場合はこの段階で外構の工事が入ります。

 

20:建物完成・表示登記

いよいよ、建物の完成です。

 

建物が完成したら、登記を済ませ、引越しをする前に電気、ガス、水道などの手続きが必要となります。

 

忘れずに手続きを行ってください。

 

21:完了検査、住宅性能表示検査

ここで、建築基準法に則って正確に建てられているかどうかの、建物の完了検査が入ります。

 

また、合わせて住宅性能表示検査を行います。

 

22:竣工検査・引渡し

ポイント

建物引き渡し前に、最終的な確認をします。

 

不具合などがあれば、この時点でやりなおしてもらいます。

 

費用の負担については、契約時の申込書に記載があるので、その通りの配分になります。

 

ですから、契約時に相手方に有利な契約になっていないかを、しっかりと確認しておく必要があります。

 

また、住宅ローンがおりますので、工事費用の残金を支払います。

 

必要となる費用

・建物請負工事費の残金

 

23:家具の搬入

引越し前に、生活に必要となる家具を搬入しておきます。

 

24:引越し

ポイント

住民票の移転、郵便転送サービスなどを済ませ引越しを済ませます。

 

必要となる費用

・引越し費用
・各種手続きのための費用

 

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