建築家や設計事務所に依頼する場合の家づくりの流れ
ここでは、一般的な建築家や、設計事務所に依頼した場合の、相談から着工までの流れについて、お話ししていきます。
建築家や設計事務所に依頼した場合の着工までの家づくりの流れ
建築家や、設計事務所と一括りにしても、着工までの進め方は、それぞれの会社によって違います。
ここでは、一般的に多く見られる、建築家や設計事務所での、着工までの進め方について、お話ししてきます。
【建築家や設計事務所に依頼した場合の着工までの家づくりの流れ】
1:建築家や設計事務所に相談
2:設計申込
※設計を依頼したい建築家や、設計事務所が見つかれば、設計申込をします。
建築家や、設計事務所に依頼した場合は、「基本案作成依頼」を行う必要があり、設計着手金として、およそ10万円程度の費用がかかります。
3:敷地調査・要望の聴きとり
4:基本プランの提示
※ここで、要望聴きとり段階での「概算見積もり」を提示します。
契約前にプランが、予算内に収まるか、どうかの目安とします。
5:設計監理業務委託契約の締結
※建築家や、設計事務所の仕事は、建築工事を請け負うことではなく、「設計」と「工事の管理」です。
そのため、「設計管理業務委託契約」を行う必要があります。
設計管理業務委託契約を行うタイミングは、建築家や、設計事務所によって違いますが、このタイミングで、ハウスメーカーでいう「仮契約」と似た方式を、とるところが一般的です。
6:基本設計
※過去、建築した建物を参考にして、予算内に収まるかどうかの、概算見積もりを行います。
ここでの見積もりは「4:基本プランの提示」よりも、より正確な見積もりとなります。
坪単価で提示される場合、工事種目ごとに、おおよその費用を算出する場合があります。
7:実施設計
※実施設計を行い、設計図面と仕様書を作成し、工務店に見積もり依頼をかけます。
工務店は、3社程度に絞られ、相見積もりを行うことが一般的です。
8:施工業者(工務店)の決定
9:工事請負契約の締結
※最終的な請負金額を協議のもと行い、合意に至れば、建て主と、施工業者が、工事請負契約を取り交わします。
この時、建築家や、設計事務所の担当者も、監理技師として、契約書に署名します。
10:工事着工
建築家や設計事務所を比較検討する際のポイント
建築家や、設計事務所に依頼する場合は、設計申込の段階で、基本案作成依頼として設計着手金が発生します。
1回目のプランは無料であっても、2回目以降は有料となるケースが、ほとんどです。
建築家が、基本プランを作成した段階で、過去の事例をもとに、概算見積もりも提出されますので、それを見て、予算内に収まりそうか、要望に近い家を建てることができるのか、どうかなどを、総合的に判断し、正式に契約を結んでいきます。
基本プランを、提示された段階で、もし、合意に至らない場合は、申込金の支払いのみで、設計契約を結ばずに済ませることもできます。
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