徹底的に比較してこだわりの注文住宅を建てる

一条工務店

いち早く手がけた免震住宅で一気に全国区に!高気密、高断熱がウリのハウスメーカー!

在来工法で住友林業に次ぐハウスメーカーが一条工務店です。

免震住宅をハウスメーカーの中でいち早く取り入れ、免震住宅として一気に全国区に成長した免震住宅トップのハウスメーカーです。

純和風住宅に定評があり、和風住宅を建てたいから一条工務店を選ぶ方もいらっしゃるほど根強い人気があります。

また和風住宅だけではなく、欧風住宅や、洋風住宅、モダンなデザインまで幅広く取り揃えているため様々なデザインから選ぶことができます。

一条工務店では、構造材に在来工法と木質パネル工法を組み合わせたパネルを使っており、工場で外壁にタイルまで貼った「複合パネル」を使用して建てられています。

おすすめポイント1:高気密、高断熱、免震住宅がウリ
おすすめポイント2:豊富な住宅デザインから選べる
おすすめポイント3:「複合パネル」を使用した、工場生産率80%の品質管理

一条工務店の家づくりについて建築家O氏に話を伺いました。

一条工務店の家づくりについて

ーハウスメーカー徹底比較編集部(以下:編):それでは大手ハウスメーカー一条工務店についてお話を伺っていきます。よろしくお願いいたします。

 

建築家O氏(以下:O氏):よろしくお願いいたします。一条工務店は静岡県の浜松市が本社のハウスメーカーです。

在来工法(木造軸組構法)では住友林業に次ぐハウスメーカーで、和風住宅から洋風のデザインまで様々なデザインを取り入れている会社になります。

 

ー編:一条工務店といえば和風住宅というイメージがあります。

 

O氏:一条工務店はもともと木造軸組構法(在来工法)のみで家づくりを手がけていましたが、現在では木造軸組構法(在来工法)と木質パネル構法を取り入れた工法にシフトしてきている印象があります。

一条工務店では、この構法を「ツインモノコック構法」と読んでいます。

 

ー編:ツインモノコック構法ですか。

 

O氏:はい。軸組構法とツーバイフォーの概念を取り入れ、モノコック構造としていることからツインモノコックと名付けられたのではないかと思います。

 

一条工務店の家づくりの特徴について

ー編:どのような特徴があるのでしょうか。

 

O氏:一条工務店では複合パネルが使用されています。

一般的な木質パネルは断熱材と下地材まで張ったものを現場に運び組み立てていきますが、一条工務店の場合は、断熱材を充填し、外タイルまで張った状態で現場まで運び込み組み立てていきます。

そのため現場での工期がより短くなります。

 

複合パネルを海外で生産しコンテナ輸送で日本に運ぶ

ー編:詳しく調べてみると、海外の工場で生産されていると書かれていました。

 

O氏:ホームページを隈なく探さないと出てきませんが、とあるアジアの海外の工場で外タイルまで貼り、日本に船(コンテナ)で運んでいます。

海外でパネルを生産しているので、輸送時に何らかの不具合が起こった場合は大変なことになりそうな気がします。

特に外にタイルまで貼ってしまっているので、輸送時に雨が入り込んだ場合はアウトですが、それはさすがに考えて輸送していると思いますので、問題ないと思います・・・あくまで私見ですが。

もしも、徹底した品質管理がされていない状態で輸送されているのであれば、相当問題のある方法だと思います。

どこのハウスメーカーも一回は考えそうだけれども実際にはやっていないことを、一条工務店だけが行なっているわけですから何か特別な施策を施しているとしか考えられません。

 

一条工務店は免震住宅で一気に全国区に

ー編:一条工務店というと免震住宅をウリにして一気に有名になったイメージがあります。

 

O氏:おっしゃる通りで、ハウスメーカーの中でいち早く免震住宅を取り入れ、一気に全国区に成長したのが一条工務店です。

一条工務店は免震装置をいち早く採用しただけではなく、窓のサッシにもトリプルガラスを使用したり、高断熱、高気密を標準化し、それを売りとしていました。

静岡県が本社ですが、一条工務店は東北地方で人気があるようですね。

 

一条工務店の住宅デザインについて

ー編:デザイン面ではどうでしょう?

 

O氏:今はわかりませんが、少し前までは和風住宅が人気がありました。

和風住宅では住友林業と競合することが多いハウスメーカーです。

もちろん、一条工務店では、和風住宅だけを取り扱っているわけではなく洋風住宅や都市型住宅まで幅広く展開しています。

都市型デザインでは「アイ・スマート」「アイ・キューブ」が人気があり、住友林業と同様に都市型デザインを押してきている傾向があります。

 

一条工務店と比較検討すべきハウスメーカーについて

ー編:競合するハウスメーカーは、住友林業でしょうか?

 

O氏:和風住宅のデザインや、同じ在来工法を得意とすることから競合することは多いようです。

その他、在来工法を得意とするハウスメーカーと競合することも多いようですね。

 

ー編:具体的にはどのようなハウスメーカーと競合することが多いのでしょう?

 

O氏:主に競合している印象が強いのは住友林業、日本ハウスHD(旧:東日本ハウス)、ヤマダホームズ、ミサワホームあたりでしょうか。

ただし一条工務店の建てる家は、様々なデザインがありますし、プランの幅も広いことから、その他のハウスメーカーでも競合することが多いです。

 

一条工務店は直営と代理店がある

ー編:一条工務店は熱狂的なファンがいる一方で、極端に満足度が低い方もいたりと二極端な印象があります。

 

O氏:それはやはり感じますね。

原因としては直営と代理店があることから地域によって、対応や品質にばらつきが生まれていることが考えられます。

直営と代理店、どちらがいいのか議論はここでは避けますが、やはりそういう部分で、満足度を含め完成した家に影響を及ぼしているのだと思います。

ネットで検索していると、なぜかものすごく高く評価をしている方を見かけますが、少し不思議に思います。

私からみると、少し過大評価されすぎな印象があります。

 

一条工務店の坪単価について

ー編:価格も様々ですよね。

 

O氏:そうですね。あくまで目安に過ぎませんが、坪単価でいうと60万円くらいからが相場ではないでしょうか。

もちろん家に対するこだわりが強ければ、コストは増していきますので中には坪単価90万円近く行く方がいてもおかしくはありません。

 

商品ラインナップが豊富なため、商品次第で価格に差が出る

ー編:価格に差があるのは住宅商品が関係しているのでしょうか?

 

O氏:一条工務店では本当に様々な住宅商品がラインナップされています。和風住宅はもちろん、純和風テイストの住宅、洋風住宅、欧風住宅、モダンなデザインまで幅広く展開しています。

そのため、価格帯にも自ずと幅が生まれます。

 

一条工務店に依頼する上で注意する点について

ー編:一条工務店に依頼する上で注意する点などはありますか

 

O氏:直営と代理店で展開していますので、どちらのタイプを依頼先とするのかは非常に大事だと思います。

代理店で建てた場合は、あくまで代理店との契約になりますので、注意が必要だと思います。

あとは、やはり他のハウスメーカーと同じようにしっかりと比較し、時間をかけて検討することだと思います。

そこは一条工務店だけではなく、他のハウスメーカーに依頼する場合も同じことが言えます。

 

ハウスメーカーでの家づくりは絶対に焦らない姿勢が大事

ー編:じっくりと検討するメリットはどんなところにあるのでしょう?

 

O氏:まず家は高額な買い物ですから、買い直しがききません。

多くの方にとっては一生に一度と言われるほどの高額な買い物となるでしょうから、家づくりについて十分に理解し、知識を深め、地に足のついた状態で家づくりを行なっていく必要があります。

家づくりの多くの現場を見てきて思うことですが、人生で一回と言われるほどの高額な買い物をするのにも関わらず住宅業界、建築に対して、十分な知識がない人がほとんどです。

そのため、依頼先次第で、家づくりを失敗する人がいたり、成功する人がいたりとはっきり分かれてしまうのだと考えています。

基本的に、依頼先のハウスメーカーの営業マンは契約のために都合のいいことしか言いませんから、そこは冷静になって判断する理解力が必要だと思います。

 

ハウスメーカーでの家づくりの理解力の深め方

ー編:どのように理解を深めていけばいいのでしょうか。

 

O氏:それは失敗を恐れずに、家づくりを進めてみることです。

契約をしなければ金銭的な問題は発生しませんから、まずは飛び込んでみることが大事だと考えています。

様々な現場を見ているうちに、自然と家づくりに対する知識や理解が深まると思います。

 

ー編:書籍やインターネットで調べることも大事でしょうか?

 

O氏:それも大事ですが、ハウスメーカーの場合、メーカー側の思いは多くの場合、住宅カタログに表れています。

ですから気に入ったハウスメーカーのカタログを請求し比較検討することから始めてみるといいと思います。

またプランを依頼してみることも重要です。

カタログだけの情報だと、実際にどのような家を建てられるのかがわかりませんから、一括見積もりサイトなどを利用して、どんどん積極的にプランの依頼、見積もりの依頼などをしてみて、時間をかけてゆっくりと比較検討していくべきだと思います。

フィーリングが合うなどの感性も大事ですが、家は一生住み続けていくわけですから、その場限りの感性に任せるのではなく、じっくりと冷静な目で、そして長期的な視点で持って判断していくべきだと思います。

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