徹底的に比較してこだわりの注文住宅を建てる

ダイワハウス

おもしろCMで認知度抜群!メインブランド「xevo(ジーヴォ)」を中心に多彩な住宅商品をラインナップ!

ダイワハウスは積水ハウスに次ぐ日本国内ナンバーツーのハウスメーカーです。独自の耐震技術「xevo Σ(ジーヴォ シグマ)」が最大のウリでダイワハウスの主力商品となっています。

以前は有名な建築家を起用して住宅の設計を行なっていましたが、現在はコメディータッチのCMでブランドイメージを上げることに成功したハウスメーカーになります。

ダイワハウスはどちらかというと商業的な設計が得意で、関東圏よりも関西圏で人気の高いハウスメーカーです。

ただし首都圏限定で都市型ニーズに応える4・5階建住宅のskye(スカイエ)も展開しています。

おすすめポイント1:2m72cmの天井高が取れる
おすすめポイント2:ダイワハウス独自の耐震技術「xevo Σ(ジーヴォ シグマ)」
おすすめポイント3:抜群のブランド認知力

ダイワハウスの家づくりについて建築家O氏に話を伺いました。

ダイワハウスの家づくりについて

ーハウスメーカー徹底比較編集部(以下:編):それでは、今回は大手ハウスメーカーのダイワハウスについてのお話をお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

建築家O氏(以下:O氏):よろしくお願いします。ダイワハウスは、会社としての売上では業界1位となりますが、注文住宅業界でいうと積水ハウスに次ぐ業界第2位のハウスメーカーです。

ダイワハウスは、いち早く生産体制を工場生産することに成功した会社で1959年に工場生産したパネルを現場に運び組み立てる仕様の「ミゼットハウス」を販売したのが、ハウスメーカーの始まりだと言われるくらい、老舗のハウスメーカーです。

以前は商品開発に建築家を起用し、建築家と建てる家として売り出していましたが、現在は芸能人を起用したCMで話題を作りハウスメーカーとしてのブランドを確立した会社だと思います。

 

ダイワハウスは芸能人を起用したCMで一気にブランドを確立したハウスメーカー

ー編:建築家を使用した商品開発は魅力に感じますが、実際は伸びなかったんですね。

 

O氏:思うようには伸びなかったようですね。ダイワハウスは芸能人を起用した面白いCMを打つことで、ぐんっと伸びた印象があります。

テレビCMを使った戦略は、積水ハウスと同じように上手いと思いますよ。

 

ー編:確か積水ハウスは住まいの夢工場と呼ばれる施設がありますよね。そこで全てのCMを撮影していると聞いたことがあります。

 

O氏:ダイワハウスのことなのに、積水ハウスの話で申し訳ないのですが、住まいの夢工場ありますね。

全てのCMを撮影しているのかどうかはちょっとわかりかねますが、確か全国に4ヶ所の「住まいの夢工場」があったと記憶しています。

積水ハウスの営業マンは、必ず「住まいの夢工場」に案内して、顧客に積水ハウスの住まいを体験させてクロージングをはかります。

「住まいの夢工場」は、それほど魅力的で、積水ハウスの家づくりの全てが詰まっている場所です。

 

ダイワハウスの特徴はどんなところにある?

ー編:ダイワハウスの住宅としての特徴はどんなところにあるのでしょうか?

 

O氏:ダイワハウスは「xevo GranWood(ジーヴォ・グランウッド)シリーズ」などで一部木造住宅もやっていますが、いわゆる鉄骨系のメーカーに分類されます。

中でも主要構造部の接合部分に「xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)」という「Σ(シグマ)」の形をしたデバイスを採用している点に他ハウスメーカーとの大きな違いがあると思います。

 

ー編:いわゆる地震時の揺れを逃がすための装置ですよね。

 

O氏:軽量鉄骨に限りますが、実は鉄骨は木造よりも軽く、地震時に大きく揺れます。

この揺れが、曲者(くせもの)で、鉄骨の場合、大きく揺れることで構造部にダメージがあった場合、なおすのが非常に困難になります。

木造は鉄骨と比べると比較的簡単に修正をすることができるのですが、鉄骨は非常に困難です。

その揺れを逃がす耐震装置として「Σ(シグマ)型」デバイスが採用され、これにより地震時の揺れを最小限に抑えられるように工夫されています。

 

ダイワハウスでは天井の高さを取れるのがウリだけれども・・・

ー編:ダイワハウスは建物の高さも高く取れると触れ込みがありますね。

 

O氏:最大で2.72mの天井高を取ることができます。でも、実は天井高だけで見れば積水ハウスも2.74mの天井高を取ることができます。

 

ー編:え?そうなんですか?

 

O氏:はい。ようは、それをウリとしているかどうかの違いにすぎません。

先ほどお話しした制震システムでいうと、ダイワハウスでは「xevo Σ(ジーヴォ・シグマ)」ですが、積水ハウスでは「SHEQAS(シーカス)」というシステムが使われています。

さらに、構造力が強いことで有名な旭化成のヘーベルハウスでは「SeiRReS(サイレス)」を採用しています。

技術的な違いはありますが、揺れを抑えるという本質的な部分でいうと、どこも大して変わらないのではないかという印象は受けます。

ようは、昔と違い、今はどこのハウスメーカーも技術は進歩していますので、どこで建てても大きく違うということはないのではないかと思っています。

もちろん、それぞれのハウスメーカーが手がける家を専門的にみて、細かい技術的な面でいうと違いはたくさんあります。

ただ、それはあくまで専門的な目で、細かく見たときの話なので、同じランクのハウスメーカーであれば、性能面で言えば、どこで建てても結局ほとんど同じなのではないかと思います。

 

公表値で比較した場合、どこのハウスメーカーも性能に大して差はない

ー編:性能面で見ればどこも大して変わらないと。

 

O氏:ただしあくまでハウスメーカーが公表している理論値で建てた場合に限ります。

実際は家は建てる場所などの環境面に大きく左右されますので、どこも性能が同じと言っては語弊があるかもしれません。

ただ、1つ言えることは、ほとんどのハウスメーカーは住宅という商品をパッケージ化して売っていますので、そのブランドが建てる家が好きか、デザインが好きか、間取りは好きか、などで判断するべきだと思います。

ハウスメーカーを比較する上でのポイントについては「何を基準にハウスメーカーを選ぶべきか?」でもお話しさせていただいているので、是非参考にしてください。

ただし先ほども言いましたが、鉄骨住宅は間取りに制限がかかりますので注意してください。

あとは、しっかりとした工務店に施工を依頼し、図面通りにしっかりと建てることだと思います。

 

鉄骨住宅は外断熱がポイント

ー編:ダイワハウスの図面は専門的な目で見るとどのようにうつりますか?

 

O氏:これ、言っていいのかわからないですけど、少しだけ断熱方法に問題が見られる箇所があるのではないかと思います。

鉄骨住宅は鉄のため、熱伝導率が高く、外側から構造体をすっぽりと包み込むことが大事なんです。

なぜかというと、しっかりと外側から断熱をしないと、熱橋(ヒートブリッジ)を起こし、内部結露が生じてしまい、建物躯体に大きなダメージを与えてしまうからです。

端的に言えば、断熱方法を間違えると住宅の寿命を著しく縮めてしまいます。

ダイワハウスも鉄骨の弱点は、もちろん意識して設計をされているようですが、一部で断熱材が薄いのではないかな、これで断熱効果が期待できるのかなという箇所が存在します。

もちろん実際の現場では、きちんと断熱処理がされているかもしれませんし私の口からはなんとも言えません。

 

ダイワハウスは際立った特徴がないことが良い?

ー編:そのほかに何かダイワハウスだけに見られる際立った特徴はありますか?

 

O氏:いや。ないんです(笑)

いろんなところでも言われていると思いますが、ダイワハウスだけみ見られるこだわり、際立った特徴というのはないんです。もしかしたらあえて特徴がないことをウリとしていたり、意識しているのかもしれません。

 

ー編:ダイワハウスでは4・5階建ての住宅商品も展開していますよね。

 

O氏:skye-スカイエですね。重量鉄骨のラーメン構造になりますが、ダイワハウスでは「DRF(Daiwa Rigid Frame)工法」と名付けられている工法です。

重量鉄骨なので、狭い土地でも対応できるので都市型ニーズに応える形で展開しています。

 

ダイワハウスの施工体制について

ー編:ダイワハウスでは、施工体制はどうなっているのでしょうか?

 

O氏:ダイワハウスは下請けの工務店に一括発注しています。

ハウスメーカーの施工体制には3つのパターンがあり

1:100パーセント自社で施工まで手がけるタイプ
2:100パーセント他社の下請けに発注するタイプ
3:自社で施工部隊を持ちながらも、下請けにも発注するタイプ

の3つのパターンがありますが、ダイワハウスでは、ここでいう「2のタイプ」になります。

ですから地域によって差が生じやすいと言えば生じやすいのかもしれません。

 

ダイワハウスの坪単価はいくら?

ー編:ダイワハウスは坪単価はいくら程度なのでしょうか

 

O氏:オプションなどでどれだけこだわるのかにもよりますが、50万円から90万円程度を見ておくと良いと思います。

ただし坪単価はあくまで目安に過ぎないので、ちょっとしたことで随分と変わります。

その辺りはしっかりと見極めるようにしてください。

 

ダイワハウスはキャンペーンで値引きに応じてくれる

ー編:ダイワハウスは値引きには応じてくれるのでしょうか?

 

O氏:ダイワハウスはある程度の値引きには応じてくれることが多いと聞きます。

特に決算期などはキャンペーンで通常よりも大きく値引くこともあるようです。

ただし、値引きを行うためにはそのためには同ランクのハウスメーカーと競合させる必要があります。

 

ダイワハウスと比較検討すべきハウスメーカーはどこ?

ー編:具体的にいうとどのようなハウスメーカーと競合させればいいのでしょうか?

 

O氏:鉄骨住宅と木造住宅がありますが、鉄骨住宅なら、積水ハウス、ヘーベルハウス、セキスイハイム、パナソニックホームズあたりが一般的だと思います。

木造住宅でいうならば、三井ホーム、住友林業あたりかと思います。

 

ダイワハウスに依頼する上での注意点は?

ー編:その他ダイワハウスに依頼する上で注意点などはありますか?

 

O氏:どこのハウスメーカーも同じですが、担当は一棟だけを見ているわけではないので、非常に忙しいです。そのため、ミスがある場合があります。

プロの仕事ですから、本来ならそうしたミスは許されないのですが、人間ですから、どうしても見落としてしまうこともあります。

ですから、変更を行った場合は、次回打ち合わせ時にしっかりと確認したりすり合わせるようにしてください。

 

ダイワハウスがオススメな人は?

ー編:最後にダイワハウスはどのような方にお勧めできますか?

 

O氏:まずブランドが好きかどうかが一番だと思います。

間取りで言えば、鉄骨住宅はどこのハウスメーカーでも間取りの自由度は大して変わりませんデザインが好きか、共感できるか、カタログをはじめ、実際に足を運んで詳しく聞いてみたり、見積もりを取ってみて、様々な会社と比較検討することが成功する家づくりの一歩なのではないかと思います。

比較検討は家づくりでは必ず必要となりますので、予算、デザイン、性能、間取りの自由度などの面で、じっくりと時間をかけて住宅会社をあらゆる面で比較し、是非あなたの理想の家づくりをしていってください。

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