徹底的に比較してこだわりの注文住宅を建てる

積水ハウス

住宅業界NO.1の老舗ハウスメーカー!業界一の実績がウリ!

住宅業界NO.1のハウスメーカーが積水ハウスです。

商品ラインナップはもちろん、工法や構造も鉄骨系から木造系まで充実しています。

価格帯で見ても安いものでは、坪単価50万円代から用意されているので幅広い層に支持されているハウスメーカーです。

積水ハウスは、ハウスメーカーで家を建てると思い立った時に、誰もが一度は検討する老舗ハウスメーカーの1つです。

おすすめポイント1:業界ナンバーワンの実績とブランド力
おすすめポイント2:豊富な商品ラインナップ
おすすめポイント3:幅広い価格帯

積水ハウスの家づくりについて建築家O氏に話を伺いました。

積水ハウスの住宅価格と商品ラインナップについて

ーハウスメーカー徹底比較編集部(以下:編):今回は大手ハウスメーカーの積水ハウスの家づくりについてお話をお伺いしたいのですが、よろしくお願いいたします。

 

建築家O氏(以下:O氏):ご存知だと思いますが、積水ハウスは日本最大手のハウスメーカーです。

売り上げでいうとダイワハウスの方が上ですが、注文住宅単体で見るとダイワハウスよりも積水ハウスの方が上になります。

積水ハウスは、業界最大手ということもあり、商品ラインナップも豊富ですし、価格帯も非常に幅広く用意している印象があります。

例えば、積水ハウスでは一番安い価格帯のもので、坪単価50万円ほどから用意しています。

 

積水ハウスでは鉄骨プレバブ住宅と木造住宅で家が建てられる

ー編:工法も鉄骨と木造と選ぶことができますよね。

 

O氏:そうですね。積水ハウスではプレハブ鉄骨の工法が主力商品となりますが、木造軸組構法で建てることもできます。

商品名でいうとISシリーズが鉄骨住宅、シャーウッドが木造住宅に当たります。

積水ハウスは、ブランドイメージもよいので、ハウスメーカーで家を建てたいと検討し始めた時は、必ず一度は候補に上がるハウスメーカーの1つだと思います。

※ハウスメーカーの工法については「ハウスメーカーが採用している工法ってたくさんあるようですが、どの工法が一番優れているの?」を参考にしてください。

 

積水ハウスの歴史について

ー編:もともとは積水化学工業のハウス事業部だったものが独立して積水ハウスが生まれたんですよね。

 

O氏:その通りです。1960年8月1日に積水化学工業の住宅部門から独立する形で、積水ハウス産業株式会社を設立したという背景があります。

 

積水ハウスの家の特徴はどんなところにある?

ー編:ざっくりといって積水ハウスの特徴ってどんなところにあるのでしょうか?

 

O氏:まず人を選ばないというところですかね。

いや、別に悪い意味ではなく、ハウスメーカーを検討するほとんどの方の要望に応えることができる住宅なのではないかと思います。

もちろんハウスメーカーは工業化住宅なので、細かい部分で対応することは難しい面もありますが、基本的には対応できるかと思います。

※ハウスメーカーの特徴については「ハウスメーカーに依頼する前に知っておきたいハウスメーカーの特徴」をご覧ください。

 

鉄骨住宅は間取りの自由度は低い

O氏:ただし、鉄骨住宅を選ばれる場合は、間取りの自由度は低いので気をつけた方がいいと思います。

積水ハウスに限りませんが、鉄骨住宅は工業化住宅の代表格のようなものなので、どこのハウスメーカーも間取りの自由度は低いです。

パナソニックホームズなんかは15センチ刻みで間取りに対応していますが、それでも15センチ刻みです。

 

ー編:積水ハウスに限らず鉄骨住宅は間取りを自由に決められないんですね。

 

O氏:もちろん重量鉄骨のように間取りの自由度が高いプランを採用することもできますが、重量鉄骨の場合、重くなるので、地盤改良が必要になったり、家の価格がトータルで高くなります。

ちなみに、積水ハウスでの3階建以上の住宅には梁勝ラーメン構造の「フレキシブルβシステム」という構造が採用されています。

これは、要するに上下階で柱の位置が調整できる構造になっているので、上下階の間取りを自由に選べるようになっています。

 

積水ハウスは大幅な値引きには応じない

ー編:そのほかにはどのような特徴がありますか?

 

O氏:積水ハウスは、大幅な値引きは絶対にしません。

もう、これは絶対と言っていいほど大幅な値引きはしません。

ブランドの価値を維持するという意味合いもあるのだと思いますが、ねびじには応じないため、他ハウスメーカーと競合した場合、価格面で負けてしまい、他のハウスメーカーに取られてしまうことも多いと聞きます。

 

ー編:つまり、価格競争で負けてしまうことが多いということですね。

 

O氏:はい。そうです。

 

積水ハウスの家の性能について

ー編:住宅の性能面についてはどうなんでしょう。

 

O氏:まず、耐震性を高めるためにSHEQAS(シーカス)という積水ハウス独自の技術が採用されています。

SHEQAS(シーカス)を採用することで、地震による振動エネルギーを熱エネルギーに変えて吸収する特徴を兼ね備えており、地震時の揺れを軽減してくれ、地震時の建物へのダメージを軽くすることができます。

日本は地震の多い国ですから、耐震技術に関しては、ハウスメーカー選びのポイントになるかと思います・・・が、本当のところをお話しすると、細かい技術面では違いや特徴があっても、技術レベルはどこのハウスメーカーも横並びなような気がします。

 

注文住宅は図面通りに建てられるかの方が大事

ー編:つまり、どこのハウスメーカーで建てても違いはないと。

 

O氏:大きく変わることはないと思います。それよりも大事なのは、きちんと設計図面通りに家を建てているかの方がよっぽど大事です。

 

ー編:と・・・いいますと?

 

O氏:設計図面通りに、漏れなく抜けなく建てているかということです。

ハウスメーカーでは、下請けの工務店に工事を全て依頼している会社もあり、中には図面通りに建てられていないこともあります。

 

ー編:図面通りに建てられているか・・・今、すごく衝撃的なことを聞いた気がするんですけど・・・。

 

O氏:そうですか?私たちの世界では常識です。

例えば同じプラモデルを組み立てるとしても、つくる人によって細かい部分での処理の仕方だとか、隙間の詰め方だとか違ってきますよね。

住宅をプラモデルに例えるのもおかしな話ですが、つまりは設計図が同じでも建てる人(工務店)によって完成品に違いが生まれるということです。

ですから一概に材料が安い、高いだけでは工務店を選べないところがあります。

優秀な工務店は本当に優秀な方が多いですから。

 

積水ハウスの施工体制について

ー編:積水ハウスの施工体制はどうなんですか?

 

O氏:積水ハウスは100%子会社である積和建設に発注しています。なので地域ごとに全く性質の違う工務店に依頼しているわけではありません。

 

ー編:その点では安心できると。

 

O氏:グループの子会社が施工管理をしているという面では安心できるかと思います。ただし、現場監督は1棟だけではなく、様々な現場を兼任しているため、手が回っていないこともあるようで、そうした点には注意する必要があると思います。

つまり、担当者によってはっきり分かれるので、いい担当者に巡り会えるように願うしかありません。

 

いい家を建てるために、いい担当者に出会う方法は?

ー編:いい担当者にあたる方法はあるのですか?

 

O氏:とにかく依頼する側がきっちり管理することだと思います。細かいところまでうるさく見ている姿勢を示すことで、担当者も変わってくると聞くことがありますので、とにかくそうした姿勢を示すことが大切だと思います。

あとは、ホームインスペクターなどの第三者の調査機関を入れるのもいいと思います。

ただしホームインスペクターの方も様々なかたがいらっしゃいますので、本当に信用できる方にお任せする必要があります。

 

積水ハウスに依頼する上での注意点

ー編:他に注意点はありますか?

 

O氏:そうですね・・・積水ハウスに限りませんが、ハウスメーカーに予算を伝えるときは必ず8割程度の予算感で伝えてください。

なぜなら、ハウスメーカー側は家を高くすることもできますし、家を安くすることもできるため、与えられた予算ピッタリに見積もりを出してくる傾向があるからです。

 

ー編:予算ピッタリだと何が問題なのでしょう?

O氏:多くの家づくりの現場を経験してみて、分かることですが、必ず費用は当初の見積もりよりも増加します。

そのためプランに変更を加えることで予算が大きくオーバーしてしまうのを防ぐためという理由が1つにあります。

それ以外では家は、建物以外でもお金がかかりますから、そうした費用を捻出するためにそれくらいの予算を残しておく方がいいと思います。

 

モデルハウスを見学する上での注意点

ー編:よく聞かれる質問なんですがモデルハウスには行った方がいいのでしょうか?

 

O氏:ハウスメーカーで家づくりを検討し始めたら、住宅展示場に行くべき?行かなくても良い?」でも書きましたが、私はどちらでもいいと思います。

ただし、住宅展示場で注意することは3つあります。

1:担当者が気に入らなければ絶対にアンケート用紙に名前を書いてはいけない
2:雰囲気に飲まれない
3:どこまでが標準仕様かを必ず確認する

以上の3つにはくれぐれも注意してください。

住宅展示場のモデルハウスでは、家がおよそ1.5倍程度の広さで作られており、廊下や天井は高く、階段も緩やかなものとなっていたり、住宅設備機器も高価なものが使われていたり、来住む家とはかけ離れているケースもあります。

ですから、どこまでが標準仕様なのかをしっかりと確認することです。

また基本的に、名前を書いた時点で、その人があなたの担当になりますから、どんなに家が気に入ったとしても担当とウマが合わないと感じた場合は、後日また改めるか、違う展示場で担当を探す必要があります。

 

ハウスメーカーでの家づくりはいい担当者に巡り合えるかで決まる

ー編:担当次第で家づくりはそんなに変わるものなんですか?

 

O氏:変わります。

メーカーによっては、担当次第で家づくりが根本から変わってくるくらいに違いますので、そこは注意して本当に信頼できる方にお任せする必要があると思います。

 

積水ハウスがオススメな人とは

ー編:最後に積水ハウスがオススメな人はどんな人ですか。

 

O氏:非常に難しい質問ですが、積水ハウスの建てる家に魅力を感じることができるかどうかがまず第一にあると思います。

性能面で比較した場合は、現在はどこも横並びな印象を受けるので積水ハウスの家づくりに共感できるかどうかが大きな点だと思います。

周りに積水ハウスで建てた方がいらっしゃるのであればお話を伺うのもありでしょうし、ネット上に溢れる口コミなどではなく生の声を聞くことができるので参考になる点は多いと思います。

あとは、まずはカタログを請求してみたり、思い切って見積もりなどをとってみたり、家づくりに関する経験を積んでいくことです。

カタログを請求することや、見積もりを取ること、実際に担当者と話してみることは契約を結ばない限りは無料でできますから、編集部の皆さんが提唱しているような一括カタログ請求や、一括見積もり依頼などを有効に使って、経験値をどんどん上げていくことがいい家づくりの一番の方法だと思います。

遠回りなようですが、聞いた話と実際に自らの体験を通して得られた情報というものは天と地ほどの差があり、他には変えがたい貴重な経験となりますから、どんどん積極的に推し進めていかれることをお勧めいたします。

O氏お勧め!積水ハウスと比較検討すべきメーカー

【鉄骨系のハウスメーカー】

・ヘーベルハウス
・ダイワハウス
・パナソニックホームズ

【木造系のハウスメーカー】

・三井ホーム
・住友林業
・スウェーデンハウス

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